2011年4月16日土曜日

なぜ今になって放射性ストロンチウムがニュースで報じられるのか

先日、ヨウ素131の経口摂取による内部被曝を減らすにはどうしたらよいかなど、被曝についての考え方や個人のレベルで今出来る事は何か、ということを少しだけ某つぶやき上に投稿したところ、いくつかの質問、特に「なぜストロンチウムが今になってニュースになったのか?大丈夫なのか?どうすればいいのか?」という質問を多く頂きました。
文部科学省が、福島第一原子力発電所から30km圏外で、福島県内の土壌や植物から微量の放射性ストロンチウムが検出されたと発表したのは4月12日のことです。原子力発電所で大きな事故が発生してから実に1ヶ月も経ってからのことでした。
そのような発表がニュース等で流れてから、放射性ストロンチウムによる被曝の危険性についての話や噂話は急速に広まり、心配している方も多いと思われます。
なぜ、一ヶ月もたった今になって放射性ストロンチウムが話題になるのでしょうか。
放射性ストロンチウムの経口摂取や、それによる被曝から少しでも身を守る為に個人に出来る事はあるのでしょうか。
いきなりその答え、結論を述べると、理解出来る人の方が少ないと思われる内容になってしまうと判断しましたので、簡単な導入から話を始めたいと思います。
(方針)
説明に画像が必要な場合、自分で作成するのは正直言って面倒なので、Wikipediaなどから著作権フリーとされているものを引用します。
また、出典の必要性のある具体的な数値データの提示の際には出典元を示します。


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